仕事が休みの日は、副業でパーソナルトレーナーをしています。
クライアント様のほとんどが、体を絞る目的で筋トレをされています。しかし残念ながら、減量やダイエットがうまくいく人といかない人がいます。
その違いは何かと言うと・・・「食事」です。
うまくいかない人のほとんどが、「筋トレさえしていれば、今までの食事を変えなくても痩せられる」と思っています。中には筋トレをしている安心感から、以前よりも食べ過ぎて体重が増えてしまう人もいます。
筋トレによる消費カロリーで痩せることはほとんどありません。なぜなら、筋トレで消費するカロリーはあまり多くはないんです。
例えば、体重50kgの人が1時間筋トレをおこなったとしても、200kcalくらいしか消費されません。これってコンビニのおにぎり1個分くらいのカロリーです。
ボディメイクを成功させるには、食事を変えることは必須です。クライアント様には最初に「食事が8で、筋トレが2です」と食事の重要度を伝えます。
「だったら、食事量を減らすだけで痩せていくのでは?」と思われるかも知れません。
はい、その通りです。ですが、食事量を減らすだけだと、ただ細いだけでメリハリのない体になってしまします。
最近の女性の理想とするカラダつきは、ただ細いだけでなく、ある程度筋肉のあるメリハリのあるカラダです。「お尻を大きくしたい」と言われるクライアントさまも多いです。
これってとても良いことだと思います。ボクは男女ともに健康的なカラダつきをカッコいいな、綺麗だな、と感じます。
食事量を減らすだけだと、不足したカロリーをおぎなってエネルギーを作らないといけないので、筋肉が分解されます。
人のカラダの多くは、糖質をエネルギーにしています。その糖質を得るために、タンパク質である筋肉を分解して糖質を作りだします。このことを「糖新生」といいます。
しかし、筋トレをすることによって、糖新生による筋肉の分解を防げます。男女ともに、メリハリのある魅力的なカラダは筋肉によって作られます。
(正しい)筋トレを始めると筋肉が成長します。しかしポッチャリさんには脂肪があるので、その変化はすぐにはわかりません。
ですが、筋トレを続けることで筋肉によるアウトライン(輪郭)は美しくなっていきます。皮下脂肪の下には、三角筋や広背筋に張りがててウエストが細く見えるカラダが作られていきます。
そして同時進行で、食事を変えることで少しずつ体脂肪が減っていきます。すると、隠されていたスタイルの良くなったカラダがあらわれてきます。
![](https://tomoo.blog/wp-content/uploads/2024/06/比較写真-1-1024x767.jpg)
ボディメイクを簡単に言うと、筋トレで理想のアウトライン(輪郭)を作りながら、食事で脂肪を減らし、隠れている理想のアウトラインをおもてに出すことです。
ボディメイクとは体を美しくデザインすることです。
ボディメイクとは体をカッコよくデザインすることです。
どうせ痩せるなら、筋トレを取り入れて美しくカッコよく痩せたいですね。
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